石川氏らUSJ副社長と意見交換/大阪市
2021/07/23 公明新聞より
公明党大阪府本部の石川博崇代表(参院議員)は16日、大阪市此花区にあるテーマパーク「ユニバーサル・スタジオ・ジャパン」(USJ)を訪れ、施設を運営する「合同会社ユー・エス・ジェイ」の村山卓・執行役員副社長CMOと新型コロナ禍で打撃を受ける観光産業の現状と今後の展望などについて意見交換した。八重樫善幸、肥後洋一朗の両府議、土岐恭生、西﨑照明、今田信行の各市議が同行した。
村山氏は、USJが策定を主導した遊園地やテーマパークにおける新型コロナ感染拡大防止に向けた業種別ガイドラインの順守を徹底し、これまでクラスター(感染者集団)は一度も発生していない点を強調。
その上で、国の基本的対処方針に基づく入場者制限については、イベントとテーマパークを一律に取り扱うのではなく、感染対策や施設規模などに応じた適切な集客制限の検討を要望した。
一方、村山氏はコロナ後を見据え「大阪の観光を復興させないといけない」と述べ、落ち込む宿泊客の呼び戻しや観光人材の育成に向けた支援を求めた。
石川氏は「2025年には大阪・関西万博の開催も控えている。コロナ収束に向けた取り組みとともに観光産業の回復にも力を入れていきたい」と語った。
この後、一行は関係者の案内で園内の感染対策を見て回った。
