令和4年5月定例会が閉会しました。
今議会に提出された「令和4年度大阪府一般会計補正予算(第3号)の件」を始めとする諸議案の採決にあたり、公明党府議団はすべて賛成しました。
公明の意見は下記の通りとなります。
まず、今回上程されました補正予算案には計上されていませんが、国からの地方創生臨時交付金を活用して、大阪のすべての子どもたちに一万円のギフトカードなどを配る事業についてです。令和5年2月末までに出生届が出された子どもも対象になります。具体的な実施手法は市町村等と協議中とのことですが、1日も早く子どもたちに届くよう、スピード感を持って作業を進めてもらうよう要望しました。
次に、感染症対策の一環として補正予算案に計上されました府立学校のトイレの洋式化についてです。すでに我が会派の提案で108校の府立高校で1系統のトイレ改修ができました。今回の補正予算案で府立高校149校、支援学校38校を対象に各校5か所程度、約920か所を洋式化します。洋式化率は現在の51%から5ポイント上昇し、56%になるとのことです。引き続き、年度ごとの事業量を明確にし、洋式化率の達成目標を示すことを求めました。
次に、今回府が実施する学校給食費等の無償化は、府立支援学校や定時制高校等と、かなり限定された児童生徒等への支援です。府教育庁は市町村教育委員会に対し本交付金を活用し、給食費の負担を軽減するよう周知をすべきです。
次に、子ども食堂における食の支援事業についてです。府は本年度の当初予算に子ども食堂の運営を後押しすべく、米や肉の商品券を配付する事業を計上しました。今回はいわば第2弾です。賞味期限の長い缶詰やレトルト食品等を毎月1回程度配付すると答弁がありました。必要とする人たちへ確実に届くことを求めました。
次に、原油価格高騰で影響を受ける事業者への支援についてです。代表質問で介護サービス事業者等への燃料費補助に触れましたが、ほかにも公共交通事業者やトラック運送事業者向けに燃料費や低燃費タイヤへの買い替えの補助が計上されています。予算成立後、速やかに事業者からの申請を受け付け、費用補助が行き届く体制づくりを求めました。
次に、ウクライナ避難民への支援についてです。住み慣れた祖国を離れ「言葉の壁」にぶつかりながら、見ず知らずの土地で暮らさなければならない不安は想像するに余りあります。すでに大阪府国際交流財団の「ウクライナ避難民ワンストップ相談窓口」と連携し、「生活」「住居」「教育」「仕事」などの分野で様々な支援がなされてきています。引き続き庁内関係部局や市町村などと連携し、避難されてきた方々にきめ細やかな支援がなされることを求めました。
現在の原油高が、簡単に終息しそうにないことを考えると、中長期的な視点を踏まえた対応も重要です。府は2050年のカーボンニュートラルの実現を掲げています。2025年の大阪・関西万博でも重要なテーマの一つです。脱炭素の問題をはじめ、中長期的な課題への対応もスピード感をもって検討し、9月議会で関連する施策を提案されるよう要望しました。
また、高齢者や車いす利用者、小さなお子さん連れや大きな荷物を持った旅行者など、誰もが快適に利用できる移動手段であるUD(ユニバ―ルデザイン)タクシーの導入についてです。国にはUDタクシー導入に1台当たり最大60万円の補助制度があります。大阪市内のタクシー事業者の場合、国の制度を使うか、もしくは大阪府・市双方の制度を併用することで最大60万円の補助が受けられます。一方、大阪市以外のタクシー事業者は国の制度の対象から外れた場合、府制度の30万円しか補助がありません。大阪市以外のタクシー事業者への補助上乗せにも交付金が活用されることを要望しました。
次に、リトルベビーハンドブックについてです。今議会で知事より、今年度の一日でも早い時期にリトルベビーハンドブックを、必ず、府が責任をもってつくり届ける、という答弁がありました。府が中心となって関係者と連携し、必要とされる方々に届けていただきますようお願いしました。
また、流産・死産などによる深い悲しみを抱える方向けに府のホームページができたばかりです。当事者が孤立することのないよう、必要な情報がしっかりと行き届く取り組みを求めました。
最後に昨日、知事が記者会見で取り上げた4回目の新型コロナウイルスワクチン接種に向けた府の取り組みについてです。高齢者施設等の入所者を対象にした府の巡回接種チームや接種券の代行手配などでクラスター発生を未然に防ぐべく、市町村や関係機関との緊密な連携を求めました。
議会は閉会しましたが、引き続き、府民の皆さんの声に耳を傾けながら、様々な課題の改善解決に向け、全力で取り組んでまいります。
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