

こんにちは 肥後洋一朗です。
大阪府茨木市にある中央水みらいセンターに設置されている太陽光発電システムを見てまいりました。
所長さんはじめ、職員の皆様、お忙しい中、時間をとっていただき、また様々な取組状況を教えていただき、ありがとうございました。
安威川流域下水道・中央水みらいセンターは、淀川水系安威川の流域を処理区とした流域下水道です。
関係都市は、茨木市、吹田市、高槻市、箕面市、摂津市、豊中市で約57万人の人口の下水を処理しています。
地球温暖化など気候変動などの枠組みを定めたいわゆる京都会議が1997年12月に開催されました。あれから世界的にも、またこの日本でも地球環境を考えて様々な取組がなされてきています。
中央水みらいセンターでは水処理施設の屋上の利用方法として太陽光発電を導入しました。2002年3月に完成し、地球環境問題への取り組みの一環として、300キロワットの発電が可能な太陽光発電設備となっています。
先日も南部水みらいセンターに視察に行き、太陽光発電の予定地も見てきました。中央水みらいセンターの屋上もまだまだ活用できる広い場所があります。
昨年の大震災、原発事故の影響で今後もエネルギー政策については、ますます議論されると思います。
中央水みらいセンターの太陽光発電システムは当時、下水道事業では国内最大級の設備でした。
まさに「時代に先駆け」した大阪府が誇れる施設です。
この10年間の実績をしっかりと参考にしながら今後、手法も含めて、府所有地の有効活用を推進していくべきだと実感してきました。
