こんにちは 肥後洋一朗です。
昨日、一昨日と公明党府議団1期生は、大阪府が、被災地支援のカウンターパート方式で支援していた岩手県に行ってきました。
(私と内海議員は、災害対策調査特別委員会のメンバーになっていますので、今回は、メンバーから外れました。)
午前の議員団会議で、その報告を聞きました。
東日本大震災からすでに100日以上、経っているにもかかわらず、いまだ、がれきの山と化している地域の多さに、あ然としたようです。
避難所となっている体育館で、被災者の方々から悲痛な声があったようです。
これから暑くなるというのに窓に網戸がないため、夜、窓を開けることができない・・・
扇風機もない・・・
また、3月という寒い時期に避難したため、夏の衣類などが、足りていない・・・
特に男性用のTシャツなどが足りていない・・・
仮設住宅などに移った人たちに比べ、プライバシーがない・・・など
要するに避難所での暮らしは限界を超えているということです。
国は「がれき量や被災度が違うのでやむを得ない」説明していますが、復旧の第一歩であるがれきの処理が進まなければ、復興などあり得ないはずです。
政府は地域の実情に応じた具体的な対応を即座にやっていただきたい。
義援金の受け取りについても、不公平が生じているようです。
緩慢な国の姿勢に被災者でなくても、怒りすら感じてしまいます。
公明党が早くから提案してきた案が盛り込まれた「復興基本法」がようやく成立したことが、唯一の希望です。
公明党は、「調査なくして発言なし」ということを肝に銘じています。
現場の声を届け、スピード感を持って、取り組んでまります。