こんにちは 肥後洋一朗です。
午前9時半から大阪府新別館北館で開催された「専門家会議」を傍聴していきました。
会議の正式名称は、ちょっと、長いですが
「咲洲庁舎の安全性と防災拠点のあり方等に関する専門家会議」 です。
専門家の委員は、下記の5名の方々です。
関西大学 社会安全学部部長の河田恵昭教授(河田先生は、この会議の座長です)
独立行政法人 建築研究所の大川 出主席研究監
関西大学 社会安全学部の高橋智幸教授
名古屋大学大学院の福和 伸夫教授
京都大学 防災研究所の三村 衛准教授
今日が第1回目で、7月に3回実施される予定です。
マスコミも多く取材に来ていました。
議題は、
1.咲洲庁舎の安全性等についての検証結果について
2.大手前の庁舎の現状と本館の耐震補強について
専門家の先生方の話は、わかりやすかったです。
3月11日の東日本大震災で、改めて防災についての取り組みが大事な課題になってきています。
河田教授が、言っていたことが非常に印象に残りました。
それは、「咲洲庁舎という構造物の安全性だけでなく、道路やライフラインも含めて全体的に考えていかなければならない(趣旨)」
ということでした。
河田教授は、6月23日、大阪市内で開かれた共同通信社のきさらぎ会の講演で
「東海・東南海・南海地震が連動すると、死者が東日本大震災の10倍以上となる恐れがある」
と警鐘を鳴らしています。
災害時の防災拠点は、府民の生命・財産を守る重要な議題です。
この専門家会議の議論を注視していきたいと思います。
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