こんばんは 肥後洋一朗です。
府議会9月定例会は、断続的な議事運営となり、21日午後1時に始まった議会は、日が変わった22日の朝方3時半前に閉会となりました。
今議会は、旧WTCビル咲洲庁舎の耐震補強の補正予算をつけるか、どうかなど、大きな問題が争点になりました。
3月11日の東日本大震災以降は、現在の知見では、今後の東南海・南海には対応できないことを前提に検討されています。
今回の咲洲庁舎への補強対策は、抜本的な対策にはなりません。
大阪府としても、来年の国の中央防災会議の知見を待って、咲洲庁舎の抜本的な対策を検討するとされています。
知事は、専門家会議にも意見を聞いたうえで、府庁舎の全面移転を断念し、また防災拠点としても断念されました。
公明党府議団は、「拙速な判断はするべきでない」との観点から、反対をしました。
採決終了後、橋下知事から辞職の申し出があり、承認されました。
橋下知事から、大阪都に臨む決意が、ありました。
振りかえると嵐のような3年8か月だったと思います。
知事が府を去っても、大阪府の課題は山積しています。
というか、知事の府政の効果、検証が問われるのは、まさにこれからです。
公明党府議団は、常に「是々非々」で臨んできましたが、これからも直面する府政の課題に真剣に取り組んでいきます。