こんにちは 肥後洋一朗です。
府議会、今日は公明党の代表質問。
大山政調会長が質問にたちました。
質問項目は
★グランドデザイン・大阪についてQ. このようなより広域的なビジョンづくりを視野に入れ、その前段として、関西大環状道路エリア内の中核となる「大阪府域の都市空間の方向性」を示すグランドデザインを策定すべき
Q.今後、大阪府域全市町村に及ぶ、新たな「グランドデザイン」には、災害対策のための施策も十分に取り入れて策定されるべき
「グランドデザイン・大阪」の具体化の中でこの土地保有機構創設の制度化を考えられてはどうか。また、同時に、その促進のための土地譲渡税や保有税の制度改正を国に要望すべき
など。
★「みどりの風を感じる大都市・大阪」について Q.民間資金を積極的に導入し、梅田や御堂筋など大阪の顔ともいえる空間を、樹木や色とりどりの草花で彩ってはどうか。
Q.単に新大阪だけにとどまらず、民間企業との連携によるみどりづくりを積極的に展開していくべき
か。
Q.グランドデザイン・大阪では御堂筋周辺エリアなどの様々なエリアでのみどりづくりを進めるとのことですが、ワンガリ・マータイさんの「グリーンベルト運動」のように、わかりやすいネーミングを考え、誰もが参加しやすい運動として発信するとともに、協力してくれた企業のイメージアップやクオリティの高さをPRできるような顕彰制度なども取り入れ、府民、企業を巻き込んだオール大阪の取組みとしていくべき
★「防災・減災ニューディール」について Q.防潮堤、水門、防潮鉄扉などについて、新たな被害想定に基づく耐震性や津波対策等について総点検を行う必要性を強く感じている。
また、堺旧港の高潮対策事業では改良工事が未着手のところがまだ多くあり、老朽化した低い護岸が長く続いていました。仮に今、南海トラフ巨大地震級の津波が発生すると、防潮堤を乗り越えてくるのではないかと不安です。
まずは、府民の安全、安心のためにもこういった個所については早急に整備すべきではないか。
Q.これまで、インフラ整備の中長期計画は、財政状況を鑑み作成されてきましたが、南海トラフ地震の被害想定などを考えると、早急に総点検を実施し、この結果に基づいて地震・津波対策を見直す必要があるのではないのか。
Q.先月13日から14日にかけて近畿地方で発生した記録的短時間集中豪雨により、大阪府内でも北部を中心に床上2千500戸、床下1万3千戸以上の浸水被害が発生し、また死傷者がでるなど大きな被害が発生。
この豪雨では、寝屋川市の計測で、1時間当たり最大雨量143ミリを記録するなど、記録的な集中豪雨であったことが明らかとなった。さらに、大阪だけでなく、全国的にもゲリラ豪雨などが多発し、日常化してきている。
それにもかかわらず、大阪府では、20年から30年の当面の治水目標として、地先の危険度に応じ、1時間雨量50ミリ程度から80ミリ程度として治水対策を進めるとのことですが、このような気象状況の変化を踏まえ、今後、治水対策をどのような考え方で進めていくのかを問う。
Q.今回のようなゲリラ豪雨から住民の生命財産を守るためには、市町の水路や公共下水道の雨水排水対策や、ソフト対策も重要であることは理解するが、まずはハード整備が重要。そのためにも、府として寝屋川流域で事業中の地下河川や下水道増補幹線といった「防ぐ」施設の整備を前倒しし、一刻も早く完成させ、豪雨による被害を少しでも小さくすることが重要であるが、そのことを問う。
その他にも教育基本計画やいじめ対策、障害者虐待防止法、がん対策、中小企業円滑化法など、大きく20項目にわたり質疑しました。
大阪府民にとって、「命と暮らしを守る」という政治にとって一番大事なテーマを中心に質問しました。
知事より、具体的に良い答弁もいただいた質問もあります。
今後は、一般質問そして各常任委員会での質疑もあります。
公明党大阪府議会議員団らしく、堂々と議論して参ります。