こんにちは 肥後洋一朗です。
本日、平成25年度大阪府政の施策と予算編成に関する要望書を大阪府松井知事に提出しました。
10分野119項目にわたり、要望しました。
1 真の地方自治の実現
2 健やかに暮らせる社会づくり
3 チャイルドファースト社会の構築
4 教育日本一の実現
5 経済活性化対策の展開
6 新たなにぎわいと都市魅力の創出
7 雇用・就業対策の推進
8 環境先進都市大阪
9 安全安心のまちづくり
10 良好な都市基盤の整備
先日、今年のノーベル生理学・医学賞を、京都大学iPS細胞研究所長の山中伸弥教授が受賞することに決まりました。
山中教授が開発したiPS細胞は再生医療や創薬への応用に大きな可能性を有しており、ライフサイエンス分野の産業が集積した関西にとって、新たなビジネスチャンスが到来したと言えます。
今こそ、産学官連携、規制緩和や税制優遇の一層の推進に力を注ぐべきです。
また、内閣府から公表された南海トラフ巨大地震の被害想定では、大阪府においても死者数及び建築物の全壊棟数が膨大な数に上る見通しであり、津波対策や建物の耐震化等を急ぐ必要があります。
さらに、今年の夏も「ゲリラ豪雨」が大阪でも多発し、床上浸水被害も発生しました。ゲリラ豪雨が年々増加傾向にある状況で、治水対策も欠かせません。
そんな中、府民の生命や生活を守るため、安全安心な社会基盤を再構築すべく、防災・減災対策としての公共事業を集中的かつ計画的に行わなければなりません。
256億円の財源不足が見込まれるなど、本府財政は極めて厳しい状況ですが、大阪の再生のためには投資が必要です。優先順位を決めて、効果的な財政出動を図っていくことが重要です。
知事におかれましては、大阪再生に向けた施策を、情熱と勇気をもってしっかりと推進できるよう予算措置を講じられることを強く要望しました。