こんにちは 肥後洋一朗です。
総務常任委員会が開かれました。
2項目について質問をしました。
■■■「相対評価による人事評価制度について」
相対評価について今年度は、相対評価の試行が行われ、試行の結果を検証するため、職員への、アンケートが実施されました。
その結果につきましては、「評価結果の開示を受けて、やる気をなくした。モチベーションが下がった。」と答えた職員は、回答者の23.5%にのぼるなど、厳しい結果となっています。
「職員に切磋琢磨と奮起を促し、向上心を持って仕事に取り組むこと」をめざして、導入したとありましたがアンケート結果では、とてもそういった内容になっていません。
人が人を評価する以上、絶対評価であっても適正に評価をすることは難しく、ましてや、相対評価となればなお
さらです。
一度の試行だけで本格実施を行うのではなく、さらに試行を重ねたうえで、評価の熟度が高まった段階で、本格実施につなげていくべきと訴えました。このことについては、後日、知事にも質問する予定です。
■■■子どもや女性を犯罪から守る防犯カメラの設置事業」について
ひったくりや子どもや女性を狙った強制わいせつなど、いまだに全国最悪の認知件数となっている犯罪もあり、府民が安心して暮らすにはまだまだ厳しい状況です。
街頭犯罪をはじめとする各種犯罪を減少させ、犯罪に強いまちづくりを進めていく上において、防犯カメラの設置は非常に有効です。
大阪府がこれまでに設置補助を行った防犯カメラについては、犯罪抑止に顕著な効果が出ております。
防犯カメラ設置後は、大阪府の自転車の窃盗が大幅に減少しています。
防犯カメラを比較的多数設置した駅周辺においても街頭犯罪の認知件数が府内の平均より大きく減少しています。
このように犯罪抑止に効果がある防犯カメラの設置を、今後もぜひ広げていただきたいと要望しました。この件についても後日、知事に質問をする予定です。
大阪府では
・府域で多発する子どもや女性を対象とした犯罪の抑止を目的として
・自治会等に対する独自の防犯カメラ設置補助制度を創設、又は、拡大する市町村に対し
・補助率1/2以内で1台あたりの上限を10万円として
設置補助を行います。
平成25年度は、府内8市町村での独自補助制度の創設等を目指し、補助台数は240台程度を見込んでいます。