4月12日にの課題を探るため、第2回「ジョブトーク」を開催しました。
今回は介護・福祉業界で働く20代から40代前半の若い皆さんと意見交換をさせて頂きました。
会場となった南港にあるATCエイジレスセンターは日本最大規模で展開する健康・福祉・介護関連の常設展示場です。展示場としてだけでなく、さまざまなイベントやセミナーを随時実施しています。
会場を見学させていただいた後、活発な意見交換。
皆さんからいただいた意見は本当に切実で重いものがありました。
「人の役に立つ仕事にやりがいを感じる人がいる一方で、3日で辞める人もいる。人材不足が深刻。給料が上がらなければ、家族も養えず、将来に希望が持てない。」男性
「福祉職の人材不足の中、ただ数を増やすというのではなく質のある、利用者のためになる人材が増える事を願っています。」女性
「福祉職員を志す人は、大半が温かい気持ちを持たれている方だと思う。しかし給料が上がらない、将来が見えないとなると『もう少し勉強すればサービスが良くなる』と分かっていても勉強をやめてしまう方もいる。福祉が必要サービスであるならば、給与面の改善と社会的位置づけが明確になる事を願います。」(女性)
日本では、2055年には2.5人に1人が65歳以上の高齢者という本格的な超高齢社会が到来すると予測されています。元気なシニア層も増加しているなか、介護を必要とされる方はこれからも増えていくことはまちがいありません。
当日は伊佐進一衆議院議員、杉久武参議院議員も参加していただき、現場の生の声を共にお聞きしました。
福祉は政治の原点でもあります。
介護に携わる方々の声に少しでも応えていけるよう、私たち地方議員と国会議員とが連携して、政策を模索して参ります。