午後から在日本大韓民国青年会中央本部の皆さんと青年交流・意見交換を行いました。
「人種差別を煽動するヘイトスピーチを禁止し処罰する法律の制定と求める要望書」を頂き、この問題について忌憚のない意見交換をさせていただきました。
特定の民族や人種への差別をあおるヘイトスピーチ(憎悪表現)については、公明党としてもヘイトスピーチ問題対策プロジェクトチーム(座長:遠山衆議院議員)を立ち上げ、防止策を検討しています。
11月5日、公明党の国際局長の遠山清彦衆院議員、青年委員会委員長の石川博崇参院議員、青年局次長の伊佐進一衆院議員らは衆院第1議員会館で、世界的なユダヤ系人権擁護団体「サイモン・ウィーゼンタール・センター」のアブラハム・クーパー副所長と懇談しました。
席上、遠山議員らは、ヘイトスピーチ(憎悪表現)と呼ばれる差別的発言の問題に取り組んできたクーパー副所長に敬意を表明。
日本でも隣国への中傷が行われている現状に懸念を示し「どう具体的に行動すべきか」と聞いたところ、クーパー氏は「異なる価値観を持つ人を認め、尊敬し合うことが出発点だ」とした上で「政府だけでなく、民間の責任も大きい」と指摘。諸外国ではヘイトスピーチを規制する法律があり、インターネット上の書き込みなどから犯罪が起きた場合は、書き込んだ人や掲載したプロバイダー(接続業者)を訴えられる仕組みがあることを紹介しました。
党のヘイトスピーチ問題対策プロジェクトチームは今後、有識者や専門家と意見交換を重ねた上で、年内にPTとしての考え方をまとめ、政府へ提言する予定です。
府議会9月定例会で八重樫議員が、この問題の認識を大阪府知事に質問をさせていただいたところです。
今後、党大阪府本部青年局としても、地方議員としても何ができるのか、国会議員と連携を図りながら、この問題の解決・改善に取り組んでまいります。