公明党府議団では、がん対策の一環として「がん教育の導入」を訴えてきました。
現在、大阪府は、がんの予防につながる学習活動の充実に向けて、府内各 学校における「がんの教育」の取組みを広めています。
昨日は、寝屋川市立友呂岐中学校で、「がん教育」が実施され、寝屋川市の野々下議員、村上議員と参加しました。
講師は、杉浦貴之さん。杉浦さんは、愛知県生まれの 44 歳。
28 歳の時、腎臓がんを宣告され、余命は「早くて半年、よくもって2年」と告げられたそうです。手術、そして抗がん剤治療と苦しい闘病の末、見事にがんを克服されました。
今は、がんになる以前よりも、健康で幸せな人生を手に入れ、フルマラソンを走りきるほど元気になられています。
「命を大切にする」ことの大事さを熱く語り、自作の歌を熱唱しながら、また、ときにはユーモアを交えて講演されました。 90 分という長い時間でしたが、子どもたちも集中して聞き入っており、最後は生徒自ら、自身の将来の夢を語るなど非常に有意義な講演となりました。
がん教育については、「健康と命の大切さを学び、がんに対する正しい知識とがん患者に対する正しい認識を持つよう教育すること」が大事です。
これからもがん教育の充実を推進していきたいと思います。