ギャンブル依存症対策の課題を探るため、神奈川県横須賀市にある「独立行政法人 国立病院機構 久里浜医療センター」を訪れた。
このセンターはアルコール依存の治療だけでなく、様々な精神疾患の基幹医療施設。
樋口 進先生からギャンブル依存に対する医療的側面の説明を聞かせていただいた。
今後の議論に活かしていきたいと思います。
アメリカの精神医学会のギャンブル障害の診断項目は下記のようになります。
皆さん、いかがでしょうか?
1.興奮を得るため掛け金の額を増やす(耐性)
2.賭博を減らそうとしたが失敗したことがある(コントロール障害)
3.賭博を減らすと不安、落ち着かない(離脱症状)
4.賭博のことを考えることが多い(没頭)
5.不快な気分の解消手段としての賭博(気分修正)
6.賭博の損失を翌日、賭博で取り戻す試み(損失回避)
7.賭博へののめりこみを隠すため嘘をつく(うそ)
8.賭博のため人間関係が危うくなる(社会的問題)
9.絶望的状況を救うための借金(社会的問題)
≪重症度≫
・軽 症 : 4-5
・中等症: 6-7
・重 症 : 8-9