6月15日にオープンした大阪府立福祉情報コミュニケーションセンターに視察に行ってきました。
同センターでは、府内に点在していた視聴覚障がい者情報提供施設などを集約し、障がいのある人の意思疎通を支援します。
また、手話言語条例に基づき手話の習得の機会を確保し聴覚障がい児への支援なども行い、障がい者が主体的に活動できる環境づくりを進めていきます。
公明党府議団としてもこの件については長年にわたり議会で取り上げてきました。
主なセンター機能としては
「視覚障がい者への支援」
点字図書や声の図書の貸し出しを行う点字図書館を運営し、視覚障がい者の生活訓練などの取り組みを実施します。
「盲ろう者等への支援」
視覚と聴覚に重複して重度の障がいのある盲ろう者等を支援する通訳・介助者の養成と派遣、盲ろう者等の歩行訓練、情報通信機器活用訓練などの取り組みを実施します。
「聴覚障がい児への支援」
聴覚に障がいのあることがわかった乳幼児とその保護者の相談支援や関係機関等へのつなぎ、手話などのことばの力を育む一貫した支援を実施します。
「聴覚障がい者への支援」
手話通訳者と要約筆記者の養成と派遣、映像コンテンツの製作、製作した媒体の配信などを実施します。
「失語症者向けの専門人材育成など」
失語症者への意思疎通支援を行う専門人材の育成などを実施します。
「障がい者の総合相談支援等」
障がい者とそのご家族の相談支援を行う「障がい者110番」事業等を実施し、関係機関等につなげるなど切れ目のない支援を行います。
現在、コロナ禍の影響で利用に制限がありますが、引き続き大阪府の福祉行政の充実に取り組んでまいります。