
こんにちは 肥後洋一朗です。
現在、風疹の患者数が全国最悪のペースで増え続けている大阪府。
5月10日に公明寝屋川市議団とともに風疹の対策を講じていただけるよう市長に緊急の申し入れを行ったところです。
寝屋川市は昨日、ワクチン接種費用の一部助成を決定しました。
府内で一部助成をするのは5市に。
大阪府感染症情報センターによりますと、府内での今年1月以降の風疹患者数は927人(5月5日時点)で、昨年1年間の2倍以上に増加しています。
寝屋川市は5月27日から、19~49歳の市民に接種費用の一部を助成。自己負担額は3000円です。
指定病院に予約。10月15日まで。問い合わせは寝屋川市健康増進課(TEL:072-824-1181)まで。
風疹は咳やくしゃみなどで広がるウイルス感染症で、発熱や発疹、リンパ節の痛みなどが主な症状です。
有効な治療法はなく、ワクチンによる予防が重要とされています。
再流行を防ぐカギはワクチン接種です。
特定の世代に風疹患者が多い理由は、その世代の定期予防接種がきちんと実施されていなかったのです。
今年度35歳から51歳の男性は、定期予防接種の当時の対象が「女子の中学生のみ」に限られていました。
それから今年度26歳から34歳になる男性も接収対象になりましたが、学校等での集団接種ではなく、それぞれが判断し個別に接種する制度であったため、接種率が上がらなかったようです。
予防ワクチン接種に対する正しい知識を持って、重要性を啓発し、社会全体で認識していかねばいけないと思います。
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