6月4日の未明、大阪府議会にて議員定数削減条例が維新の会などの過半数で可決しました。
定数削減は、府民の政治参加という重要な権利を制約するもので、定数の問題や選挙区制度の問題など、絶対に慎重な議論が必要なことは明白です。
公明党は定数削減について昨年の9月議会で選挙区制度の見直しや一票の格差解消を目指し、
定数87名
(公明党案は一票の格差最大1.15倍。また公明党案は維新案の21名削減より、多い22名削減案です)
とする定数削減案を具体的な意見として、訴えきました。
今回の維新の会の案では、一票の格差が、現状の2.20倍から最大2.88倍に拡大することになり、先の最高栽の判断を完全に無視しています。
十分な議論もさせずに多数決で拙速に採決することは、本来の議会制民主主義のあり方ではないはずです。
多数決で決めること自体は、否定しません。
しかし、委員会付託も行わず、他会派との議論も無視するやり方には断固、抗議しました。
公明党のとったやり方には、皆さん、意見があると思いますが、、暴力などふるっていません!
真に府民のための選挙制度実現のために、我が党の提案する定数削減案を実現するために努力してまいります。